水泳はハゲの敵か味方か
2016/07/20
有酸素運動をすることでダイエットというか健康につなげるとともに、血行を良くして頭皮に栄養を届きやすくするとともにストレスを解消したいという思いがあります。
しかし有酸素運動といってもジョギングは最近足に抱えている持病への負担が強くなってしまうので避けたいので、比較的自分の症状では負担が少ない水泳をやりたいところなのですがちょっとした不安があります。
プールで水泳をすると、プールの水に含まれる塩素が頭皮にダメージを与えてしまわないでしょうか?
塩素の影響として考えられること
プールでは塩素濃度が普通の水より高くなっているのはご存知の通りですが、それは消毒のためで、細菌やウイルスを塩素で死滅させてプールで伝染する疾病を極力出さないようにします。
しかし衛生上塩素が必要ではあっても、髪にとってよくない効果が出てしまうこともあり、以下のようなことが考えられます。
塩素が頭皮の常在菌も殺しすぎてしまう
頭皮を守る常在菌との共生で書いたように、頭皮にはたくさんの細菌が住み着いています。(参考:【薄毛(AGA)治療】頭皮を守る常在菌との共生)
これらの常在菌は人間と共生関係を結んでいるものも多く、なんでもかんでも殺菌してしまっても良くありません。
塩素では都合がよく人間にとって完全に都合が悪い細菌だけを殺せるわけでもないので、塩素が常在菌のバランスを崩すという可能性が存在します。
塩素が肌荒れを起こして頭皮にダメージを与える
塩素は人によっては肌荒れを発生させ、肌が荒れるということは肌の一種である頭皮も当然荒れています。
頭皮が荒れてダメージを受けているということはつまり、塩素が毛根がダメージを与えるという良いとは言えない影響が出る可能性があります。
塩素が髪のキューティクルを傷める
プールのあとに髪がきしんだりしたことはたくさんの人が経験しているでしょう。
塩素は髪のキューティクルを傷めるので、そのような髪のきしみなどを発生させます。
それはつまり髪質の悪化につながるので、髪の量は変わっていないのに塩素が見た目のハゲ感が増す恐れにつながります。
とはいってもキューティクルが傷んだからといっても髪が頭皮の外へ出た後の部分の話なので、毛根へのダメージとは別物でキューティクルの影響は毛の量とは直接的に関係はないです。
そもそもプールの塩素はどれぐらい多いのか
まず目安となりそうな水道水としては0.1mg/L以上0.4mg/Lの濃度となるよう管理されているようです。(東京都水道局の情報を参考にしています)
それに対してプールについては0.4mg/L以上1.0mg/Lの濃度となるよう管理されているようです。(ちょっと古かったですが厚生労働省の情報を参考にしました。)
つまり水道水とプールの水を比較すると、最大で10倍、最小で1倍の濃度差が出ることになります。
あくまでも濃度の差と使う頻度の差を同じ尺度で比較することは全くもって意味はないですが、毎日シャンプーするのに使う水道水と比較して一週間に一度程度と仮定した場合のプールでの濃度を比較すると気にするほどのレベルではないんではないかと思えてなりません。
塩素の薄毛に対する影響が大きいということであれば統計的に水泳をしている人の薄毛率が高いということになるはずなのにそういう話はきかないので、そんなに気にするようなことではないように思えます。
私は水泳をやっても髪が復活することを体現していきます
結論の持って行き方が自分の都合のいい解釈という気がしないでもないですが、プールの薄毛への悪影響と比べて良い影響の方が大きそうと思えるために、私は水泳で定期的な有酸素運動をしていこうと思います。
そうはいっても塩素の影響が嫌ではあるので、
- 防止はシリコンキャップとして塩素の影響を少なくする
- 泳いだ直後は髪に優しいシャンプーでしっかりと髪を洗う
といった対策としたいと思っています。
★↓常駐菌の話しが出ましたので↓★
乳酸菌を進めておきましょうかね。結構効いてる(髪ではなく健康に)と思います。
★↓ブログランキングに登録しています↓★
記事が面白ければクリックしてもらえれば幸いです。